古くは
バズーカ魔、丸くなりて今は
デバフ機・・・
このゲームでも指折りの数奇な運命をたどる、通称ジムへちゃんを紹介したいと思います。
ま、紹介されつくされてる感じするし、多分みんなどれほどこの子が
イヤラシイ子か知ってると思うけどねw
DXのオマケに入りまくってるので無課金でも簡単に金図が手に入るとかなんとか・・・。
普段は緑カラーで鹵獲機のフリをするのも上手な器用な子。
【機体解説】
原形である「
陸戦型ガンダム」は、
極端に精度を重視して組み上げられたため現場で作りたくないものナンバーワンの座を持った伝説的モビルスーツ=ガンダムを組み上げる際に大量発生した規格落ちパーツを利用して組み上げられた、一年戦争当時の連邦軍製モビルスーツでもかなり
レアかつ高性能なMSです。レアというだけあって、設定資料によっては10機程度しか生産されなかったと書かれていることもあります。ちなみに原典「
機動戦士ガンダム第08MS小隊」制作時点では「先行量産型ガンダム」と呼ばれたことも。
陸戦型ガンダムの派生系である本機ジムヘッドは、
アッガイたんに奇襲を食らって頭を吹き飛ばされたという痛々しい過去を持ち、スペアの調達すら困難という特性から、似た設計で生産されて運用されていた「陸戦型ジム」(例によって過去「先行量産型ジム」とも呼ばれていました)から頭を拝借してくっつけたという、見事な
やっつけ修理現場補修MSです。
【このMSのここが好き!】
諸君、私は08小隊が好きだ。諸君、私は08小隊が大好きだ。ダムゲーに参戦するありとあらゆる08小隊MSが大好きだ。足並みをそろえたMSのバズーカが轟音とともに敵陣を吹き飛ばすのが好きだ。空中高くではたき落とされたザクがスナイパーに貫かれた時など心が踊る。大将の陸戦型ガンダムが操るFAFがグフカスタムを撃破するのが好きだ。大破したグフカスタムの残骸を100mmで処理したときなど胸がすくような気持ちだった。ビームサーベルの刃先を揃えた歩兵の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ。恐慌状態の陸戦型ジムが既に大破したザクⅡJCを何度も何度も刺突している様など感動すら覚える。敗北主義の芋どもを畑ごと耕していく様などはもうたまらない。泣き叫ぶ支援共が私の振り下ろした手のひらとともに燦めくビームにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ。哀れな砂達が雑多なハンドビームガンで健気にも立ち上がってきたのをジムヘッドのチャージバズーカFがまとめて木っ端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。宇宙人どものイフリート師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ。必至に守るはずだった拠点が蹂躙されポイント源にされ破壊されていく様はとてもとても悲しいものだ。同軍の強機体に押しつぶされて殲滅されるのが好きだ。スリムなガンダムに追い回されチャージビームを躱され地べたを這いまわるのは屈辱の極みだ。諸君、私は戦争を、地獄のような戦争を望んでいる。諸君、私につき従う08小隊戦友諸君。君たちは一体何を望んでいる?さらなる映像化を望むか?情け容赦のない地走オンリーのエクストリーム動物園のような戦争を望むか?鉄風雷火の限りを尽くし地球上から宇宙人を徹底的に排除する嵐のような闘争を望むか?よろしい、ならば戦争だ。第二次ネットガンECMコンボ作戦、状況を開始せよ。長い。【このMSのここが強い!】
さて、いくら読み飛ばし前提コーナーとはいえ長くなってしまいましたが、ここからはいつもの感じです。
古くはCBZB3というあからさまなぶっ壊れ兵器を所有しオデッサ鉱山で猛威を振るった本機ですが、さすがに今の環境ではやっていけません。
この機体で何をするかというと、もちろんチャージビームライフルによるハエたたきと、行動阻害系をメインとするデバフ、そして一応持ってるチャージバズーカでの制圧です。
撃破は取れないけど狙った得物は味方と一緒なら絶対落とす。それがジムへです。
デバフその1:ネットガン
みんな大好きネットガン。バズーカタイプの武器で、
ネットなのに爆風を生じ複数の敵を別々に捕縛するという素敵な謎武器。
どう命中しても減衰などは起こらず、
規定時間(効果時間/1000秒)相手のブースト行動を阻害し、さらに歩行速度を1/2にするという凶悪な武器です。格闘機や、バズーカ系を主な攻撃手段とするケンプドムなどに使うと効果抜群ですね。
弾数を重視し効果範囲と効果時間を落としたM型、効果範囲がNの倍ほどあるものの効果時間と弾数が劣るW型が存在します。
デバフその2:ECMランチャー
こちらはECM(ジャミング)ランチャー。ネットガンと同じくバズーカタイプの武器で、こちらは
命中すると敵の視界にジャミングをかけるもの。ただし、あくまでジャミングでありフラッシュではないため落ち着けば見えないことはない程度。熟練プレイヤーには効きづらいので注意。
また、金図専用武器なので銀図機体では装備できないことにも注意。
効果時間を最重要視したT型、効果範囲重視のW型が存在します。
攻撃用武器としては、
高コスト用CBR(NHF)
高コスト用CBZ(NMFB3)
重撃ミサイルランチャー(NMGSW)
グレネイド(NMF)
FAマシ(Nのみ)
3点マシ(NHM)
単マシ(NMF)
を持ち、単純な攻撃機としても運用できる装備の幅の広さが魅力とも言えます。
ただしマシンガンは100mmで中コスト互換であるため若干攻撃力が抑えられている点に注意したいですね。
【どう運用する?】
CBRF+内蔵バズF四天王が存在する連邦では、
ジムへ程度の攻撃力で攻撃機を名乗るのは無理無理かたつむりです。
本機が
最も輝くのはデバフという役割を持った時でしょう。
瞬間火力が低い本機はタイマン性能は低く、必然的に味方と行動することになります。
では、どんな時にデバフが役に立つのか?
ネットガンとECMを装備していることを前提に、ケース別に見て行きたいと思います。
1.初動防衛
箱型本拠点を守るとき、対ジオン・同軍戦を問わず活躍するのがこれ。
押し寄せる敵の塊にネットガンを叩きこむと、ネットガンの効果範囲の形に敵が落ちて爽快なのです。
そして箱内でももちろんネットガンとECM。ケンプは飛ばなくなりますし、格闘機はそもそも殴れなくなりますし、
一面グレーの箱内ではECMを撒かれるとかなり厄介です。そして右往左往する敵は味方が処理してくれる。最高です。
2.味方と足並みを揃えて援護
絶対に落としたい拠点、箱拠点の防衛への妨害、芋畑への奇襲etc.
味方と一緒に動いている限り、
デバフして悪いことなどありません。味方の動きやすさに直結しますし、何より
ネットを食らった敵はエサでしかないため味方の食いつきが半端ではないです。
3.牽制による抑えこみ
マップ上には「
ボトルネック」と言う、いわゆる「
ここを通らないと前に出れない狭い場所」が存在します。特にジャブローなどで顕著なのですが、
ボトルネックの影にビーコンを置いてラインを形成する事が多いため、これを逆手に取ります。
具体的には、
ボトルネックから飛び出してくる敵をネットやECMで妨害するのです。タダでは逃げられてしまう場面でも、ジムへの手が加われば倒せる確率がグンと上がるのです。
どの運用でも個人的なおすすめ装備はCBRF、ネットN、ECMランチャーNです。
ハエたたきしてネットで絡め、ECMで抵抗させない。この一連の動きで確実に仕留めて行きましょう。
マップによってはECMをおろして、グレネイドやCBZを持つのも十分アリです。
【総評】
私の大好きな縁の下の力持ちタイプの最たる例と言っていいジムへですが、その実力は侮れません。
自分で撃破を取ることにこだわらない貴方、ぜひ今一度ジムへに返り咲いてみてはいかが?